
山の辺病院のご紹介
院長よりご挨拶

昭和58年に山の辺病院を開院してから、地域のみなさまのニーズに応えるべく、「1年365日24時間」救急の患者さまを診察し続けてまいりました。
時代は変わり、少子高齢化の時代と言われるようになり、介護保険もスタートしました。その中で、当院もその社会的ニーズを無視できないとの思いから、老人保健施設、在宅介護支援センター、訪問看護ステーション、ヘルパーステーション、デイケアセンター等を併設し今日を迎えています。
近年、ともすると、一部では自然の摂理から外れているのではないかと感じる進歩をしている事もありますが、医学は果てしなく進歩を続けています。
病気にかからない、所謂予防医学が昨今叫ばれる中、しかしどのように注意しても、病気になったり、怪我を負ったりするのは避けられません。
高齢者の方となると尚更です。そこで、これまで通り治療をする訳ですが、それだけではなかなか質の高い社会復帰は望めないことが少しずつわかってきました。
「QOL」を高めることに力を注ぐと「リハビリテーション」にたどり着きます。
山の辺病院では、患者さまが退院されるときに、
一.ご自宅で、
二.出来る限り自活でき、
三.病気の前の生活に近づけるようリハビリのスタッフを揃え努力しています。
今後とも、「やまのべグループ」は患者さまに、身体的な回復、精神的な回復をして頂く為に、いろいろなサービスを提供し、益々勤勉に取り組んでいきますので、よろしくお願いいたします。
山の辺病院 院長 岡田 二朗
施設概要

(総合リハビリテーション施設・脳血管疾患リハビリ/運動器リハビリ/呼吸器リハビリ)
- ・指定保険医療機関
- ・生活保護法指定医療機関
- ・労災保険指定医療機関
- ・労災二次健診等給付医療機関
- ・桜井地区二次救急輪番病院
- ・奈良県救急告示病院
- ・原爆被爆者一般疾病指定医療機関
- ・奈良県自立支援医療(精神通院)指定医療機関
- ・奈良県難病指定医療機関
- ・奈良県小児慢性特定疾病指定医療機関
- ・日本内科学会新専門医制度における連携施設認定
- ・日本消化器学会専門医制度関連施設認定
- ・日本肝臓学会専門医制度関連施設認定
診療科目
医科
歯科
施設基準等(2025年1月現在)
当院は、保険医療機関であり、診療報酬(医療費)算定にあたり、近畿厚生局長に次の内容について各施設基準に適合している旨の届出を行い、実施しております。
入院料
入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制等について
当院では、入院の際に医師をはじめとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文章によりお渡ししています。
また厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策及び栄養管理体制、意思決定支援、身体拘束最小化の基準を満たしております。
1.「急性期一般入院基本料 4(10 対 1)」
(一般病床)・・・2階病棟(許可病床数:49床)
当病棟では、1日に 13人以上の看護職員(看護師及び准看護師)が勤務しています。看護職員の 7割以上が看護師です。
尚、時間帯毎の配置は次のとおりです。
朝 9時~夕方 17時まで、看護職員 1人当たりの受け持ち数は 6人以内です。
夕方 17時~深夜 1時まで、看護職員 1人当たりの受け持ち数は 17人以内です。
深夜 1時~朝 9時まで、看護職員 1人当たりの受け持ち数は 17人以内です。
当該入院基本料を算定している全ての患者さんの状態を一般病棟用の重症度、医療・看護必要度に係る評価表を用いて継続的に測定し評価を行う体制を備えて実施しています。
1 入院料で 90日を超える入院の場合、療養病棟入院基本料を算定いたします。
2.「回復期リハビリテーション病棟入院料 1(13 対 1)」
(療養病床)・・・3 階東病棟(許可病床数:52床)
当病棟では、専任の医師 1名以上、専従の理学療法士 3名以上・作業療法士 2名以上・言語聴覚士 1名以上及び専従の社会福祉士 1名以上、専任の管理栄養士 1名を常勤配置しております。
又、1日に 12人以上の看護職員(看護師及び准看護師)と 5人以上の看護補助者が勤務しています。看護職員の 7割以上が看護師です。
尚、時間帯毎の配置は次のとおりです。
朝 9時~夕方 17時まで、看護職員 1人当たりの受け持ち数は 7人以内です。
夕方 17時~深夜 1時まで、看護要員 1人当たりの受け持ち数は 18人以内です。
深夜 1時~朝 9時まで、看護要員 1人当たりの受け持ち数は 18人以内です。
その他入院料の加算を届け出て実施しております。
- 「救急医療管理加算」
- 「診療録管理体制加算 2」
- 「データ提出加算 1・3」
- 「せん妄ハイリスク患者ケア加算」
- 「後発医薬品使用体制加算 1」
当院は、入院及び外来において後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用に積極的に取り組んでいます。
医薬品の供給が不足した場合に、医薬品の処方等の変更等に関して適切な対応ができる体制を整備しております。
医薬品の供給状況によって投与する薬剤を変更する可能性があること及び変更する場合には患者さんに十分に説明致します。
※地域加算
7級地
※付添看護
患者さん負担による「付添看護(家政婦等)」は、認められておりません。患者さんの負担によらない者(ご家族等)の付添いに関しては、患者さん又はご家族が希望する場合に限って、医師の治療上及び看護の判断により、必要最小限許可されることがあります。
※入院食の提供について
「入院時食事療養(Ⅰ)」の基準を届出し、管理栄養士により管理された食事を「朝 7時45分。昼 11時45分。夕 18時00分以降」に提供しています。又、温冷配膳車を利用するなど、適温給食の提供に努めています。
※歯科について
- 「初診料の注 1 に係る基準」
当院歯科は、口腔内で使用する歯科医療機器などについて、患者さんごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底するなど十分な院内感染防止対策を講じています。
研修を受けた歯科医師を常勤配置しております。 - 「歯科外来診療医療安全対策加算 1」
当院歯科では歯科外来診療に係る医療安全対策について、以下の通り取り組んでいます。
・安全で良質な医療を提供し、患者さんに安心して治療を受けていただくために、十分な装置・機器を有しています。
・自動体外式除細動器(AED)を設置しており、医療安全に配慮しています。
・医療安全管理対策など、各種の医療安全に関する指針を備えています。
・緊急時には医科と連携を取り、適切に対処を行える体制を整えています。 - 「歯科外来診療感染対策加算 1」
当院歯科では歯科外来診療に係る院内感染防止対策について、以下の通り取り組んでいます。
・安全で良質な医療を提供し、患者さんに安心して治療を受けていただくために、十分な感染対策を講じています。
・院内感染対策に関する指針を備えています。 - 「クラウン・ブリッジ維持管理料」
当院歯科で歯科補綴物又はブリッジを装着された方につきましては、2 年間の維持管理に努めます。
- 「CAD/CAM 冠」
歯科技工士・歯科技工所と連携を図り、CAD/CAM 装置を用いて、小臼歯に対して歯冠補綴物(全部被覆冠に限る)を設計、製作し装着しております。
当院ではその他、次の施設基準を届け出て実施しています。
- 「夜間休日救急搬送医学管理料」
- 「肝炎インターフェロン治療計画料」
- 「薬剤管理料」
- 「CT 撮影及び MRI 撮影」
- 「大腸 CT 撮影加算」
- 「脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅰ)」
- 「運動器リハビリテーション(Ⅰ)」
- 「呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)」
- 「廃用症候群リハビリテーション(Ⅰ)」
- 「胃瘻造設術」年間の実施件数は、50 件未満です。
- 「胃瘻造設時嚥下機能評価加算」
- 「入院ベースアップ評価料 47」
- 「外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)」
- 「歯科外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)」
- 「がん性疼痛緩和指導管理料」
- 「酸素の購入価格」
- 「医療情報取得加算」
当院は、オンライン資格確認を行う体制を有しております。
受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を実施しております。 - 「医療DX診療体制加算」
当院は、医療DXを推進するための体制として、以下の項目に取り組んでいます。
・オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報等を活用して診療を実施しております。
・マイナ保険証利用を促進するなど、医療DX を通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでおります。
・マイナポータルの医療情報等に基づき、患者さんからの健康管理に係る相談に応じます。
・電子処方箋を発行する体制を今後導入検討します。
・電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制を今後導入検討します。 - 「医科点数表第 2 章第 10 部手術の通則 5 及び 6(歯科点数表第 2 章第 9 部手術の通則 4 を含む)」に掲げる手術
当院では、2024年 1月1日から12月31日までの 1年間に
区分 手術名 件数 1 ア 頭蓋内腫瘍摘出術等 0 イ 黄斑下手術等 0 ウ 鼓室形成手術等 0 エ 肺悪性腫瘍手術等 0 オ 経皮的カテーテル心筋焼灼術 0 2 ア 靭帯断裂形成手術等 0 イ 水頭症手術等 0 ウ 鼻副鼻腔悪性腫瘍手術等 0 エ 尿道形成手術等 0 オ 角膜移植術 0 カ 肝切除術等 0 キ 子宮附属器悪性腫瘍手術等 0 3 ア 上顎骨形成術等 0 イ 上顎骨悪性腫瘍手術等 0 ウ バセドウ甲状腺全摘(亜全摘)術(両葉) 0 エ 母指化手術等 0 オ 内反足手術等 0 カ 食道切除再建術等 0 キ 同種死体腎移植術等 0 4 区分4に分類される手術 0 その他 人工関節置換術 0 乳児外科施設基準対象手術 0 ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術 0 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺を使用しないものを含む)及び体外循環を要する手術 0 経皮的冠動脈形成術、経皮的冠動脈粥腫切除術及び経皮的冠動脈ステント留置術 0 となっています。
※明細書発行体制について
医療の透明化や患者さんへの情報提供を推進していく観点から、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の判る明細書を無料で発行しています。
また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担の無い方につきましても、明細書を無料で発行しております。
なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点をご理解頂き、ご本人以外が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行を含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。
館内図


